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さんわーくかぐや「かぐや便り100号記念」

ここでは誰もが平等、日本のブータン

さんわーくかぐや「かぐや便り100号記念」

http://www.sunwork-kaguya.com

神奈川県藤沢市の住宅街を歩いていると一角に現れる、竹林と木々に囲まれた謎の共生スペース。福祉施設なのに全く施設らしくない、「日本のブータン」とgreenz.jpの記事で紹介された「もうひとつのかぞくのような共同体」=さんわーくかぐや。ここで毎年秋に開催される「かぐや祭り」は大賑わい。日本全国のみならず、海外からもファンが訪れます。

 

日頃から理事長、副理事長、職員、利用者メンバーとの区別はなく、みんなが平等。長年ひきこもって外に出られなかった人も、重いハンディキャップを抱えた人も、ここに嬉々として通って農作業や創作に励み、自給自足をしながら自尊心を取り戻していきます。半端な自給自足ではありません! 城ヶ島から海水をタンクに汲んで持ち帰り、塩水を煮詰め1年分の塩をつくります。この自家製塩と梅の木になった実で梅干しを、畑で育てた大豆で自家製味噌を仕込みます。収穫した小麦は手まわし機で挽いて小麦粉に、ご近所の田んぼを借りて米づくり、鶏を飼って卵をまかない、果実の木から果物を収穫してジュースをつくり、葉っぱの天日干しでお茶をつくりと、現代社会の住宅街に居ながら、素晴らしい自給度の高さ。

 

10年前の設立時より発行を続けてきた機関紙「かぐや便り」が100号を迎えるにあたり、さんわーくかぐやのすべてがわかるような特別号にされたい、とのオーダーを受け、フリーペーパー風のタブロイド紙をご提案して制作。敷地内の様子やみなさんの笑顔の画像を切り貼りしながら、見開きページで楽しげな世界観が表現できるようにしました。

 

この100号記念版の裏面に、25の手描き広告枠があります。利用者のみなさんが、職業体験などで日頃から支えていただいているご近所の商店街に「広告を出稿しませんか?」と営業に出向き、25の店舗や個人事業主から受注しては手描きで制作したのです。100号記念版の印刷費、制作費は、この利用者営業と制作による「稼ぎ」でまかなわれました。みんな地域の愛情に支えられながら、たくましく生きています。

 

特定非営利法人さんわーくかぐや

https://greenz.jp/2016/06/16/sunwork_kaguya/

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